This is web site for introducing Sho IWAGAMI's research activity.
岩上 翔 の研究活動を紹介するページ
いつもと違う画角で見上げる。
100年の森は背が高い。
とにかくギアを入れる。動き出そう。
月に1度の、データ回収・保守点検調査.
きれいなデータが取れていると嬉しい.
DOI: 10.1016/j.scitotenv.2021.148929
新たに論文が受理されました。
渓流水の溶存態セシウム濃度は全体としては低下傾向にあるのですが、
降雨時には一時的に上昇することがあり、そのセシウムがリターからの溶出に由来する可能性について
観測と実験を合わせて示しています。
これまで、淡々と観測結果を羅列するだけの論文が続いてきたので、
水文プロセスに言及できる論文が1本出せて嬉しいです。
一度、別の論文でリジェクトされた Science of The Total Environment 誌、
これまでタッグを組んで論文を書いてきた信州大の榊原さんと今回は equal contribution で出せました。
動植物を見ているのも楽しい。
新緑の森と、深い緑の川 ここは大都市東京の水源
シンポジウムは無事終了しました。
企画してくださったリーダーの熱量に感化して
それから、打合せ と 練習 を重ねたおかげで
登壇者には一体感が生まれていて、
良いチームだったと感じられました。
予想以上の視聴者数と、好評を得られたとのことで
しばらく Youtube に残るようです。
2011年の東日本大震災、そして福島第一原発の事故から10年を迎えるこの3月に、オンラインの公開シンポジウムに参加します。今は現場からは離れているのですが、5年間、福島で森から流れ出る放射性セシウムの研究をしてきました。研究者として、人の役にも立ちたいと思って取り組んできたので、こうした機会をいただいて、少しでも還元したいと思います。
# 事前に登録が必要みたいです。
# 一定期間、web上に録画を残すようです。
学会ホームページはこちら https://shinrin-ritchi.jp/symposium/
今日は魚眼レンズで撮影してきた。
面白い絵が描けるだろうか。
森林総研の季刊誌に記事が載りました。(クリックすると大きくなります。)
16-17 ページ。研究の森から:「森の地下水の流れをつかまえる」
これまでの、そしてこれからの地下水の研究とSDGsについて。
森林総研の website はこちら https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/kikan/kikan-51.html
調査地のちょっと手前で、伐採作業が始まっていた。
景色が変わり、重機が入って道が開墾されたジャングルの奥地に向かう道のように、、
そこに前日の爆弾低気圧の雨。この時期に 75 mm の雨
道がぬかるんでいて、車がハマってしまった。
なんとかバックで抜け出せたけれど、久しぶりに焦った。。
梅雨明け前の森で、
下層植生の遮断について考えてみる。
+ + +
お金がかかるし、どうしようかな、と思っていた計測を
やはり必要なことだと考えてやることにした。
圧力で測る水位 と 静電容量で測る水位。
昨年末に出すつもりだった論文が、出せないうちに半年経ってしまった。
年が明けてからの半年間、ずっと落ち着かない中で過ごしてきて
いま、やっとまた少し落ち着いて自分の仕事ができるようになった。
昨年末には盛り込めていなかった解析を思いついたので結果おーらいと思おう。
昨年は、急遽、山から海までの地下水の流れについてレビューして
やはりこのテーマが面白いと思った。
今年は、急遽、遮断蒸発についても少し考えなければならなくなって
少し勉強し始めている。
地質の勉強もしたい。
勉強し続けなければ先はない。いろんなことを勉強しなければ。
こうして続けていけば、自分も何某かの専門家になれそうな気になってきている。
蛍が居ました。久しぶりに夜 飛んでいるところを見たい。
筑波共同試験地は、筑波山にあるのではないため
向こうに筑波山が見える。この風景も葉が茂るまでの間だけ。
今年の桜も少し落ち着いたころ。
先輩に言われて気が付いた。
山腹に新緑の前線が見える。
ちょうど麓から半分くらいまで
薄緑が上がってきているのが見えた。
雪の風景は想像を掻き立てる。
ストーリーが見てとれる。
雪面に残された足跡
マーキングのメッセージ。
研究の仕事は、観測、解析、執筆のリズムがあるのが良い.
毎日デスクワークではなく、定期的に山に行くのが特に良い.
その観測のためには、細かい電子工作が必要なときもある.
山での観測で 現場にセンサーを設置する場合、
センサーの消費電力を 抑えるために プレヒートを設定する.
これは たとえば 5 分間隔で測定・記録したいときに、
5 分間 ずっとセンサーに通電するのではなく
計測と記録を行う 数秒前に通電し始めるようにして、
消費電力を節約するものです.
手間はかかるけども
安くて小さい部品を自分で繋ぐだけで
なんとかなってしまう.
楽しい.
これとは違うけども
トースターでパンを焼く際に
あらかじめ トースターを温めておいてから焼くと
そうしないよりも、美味しい.
まさに プレヒート.
このことに 最近気が付いた.
いま取り掛かっている、斜面内の空気の挙動についてはまだ論文を出せていない。
それゆえ、以前学会発表した際の要旨が引用されてしまっている。。
休日の昼間にそんな引用のお知らせがポップアップすると、焦りがつのる。
他にも、新たに習得しなければならない、すれば世界が広がるスキルがいくつかあって
焦る。。一つ一つでも進んでいきたい。
2018年最後の調査は、群馬県みなかみの宝川へ。
雪山だと思って気合いを入れて用意していたスノーシューは必要ないくらいの雪の少なさで、
トレッキングと思えば気持ちのよい行程となりました。
いかにもやりそうな話であるが、
調査で弁当の箸を忘れた。
しかたがないので、落ちているブナの枝を削って箸にした。
事なきを得てよかった。。
話しの流れで、年度末の 引越しなど 差し迫った時期に高知へ。
積年の観測機器の撤収と、森林学会の様子見をして来ました。
撤収した機器の一部を持ち帰るとのことで
行きは12時間かけて陸路を車で。
四万十川と桜。
やはり鰹は絶品。
厚切りを粗塩とニンニクで頂くのが美味しいと知りました。
これはたまらん。
若手会の面々。
とある先輩に、ここの川は いろんな地質のエリアを通ってくるから
いろんな石が河原に落ちている。という話を聞いて
みんなで行ってみました。
そして桂浜で竜馬に想いをはせてから帰路へ。
3月、ある種 大きな一区切りとなるシンポジウムが日本科学未来館でありました.
まだまだ 大学で行われている研究が世間に大いに還元されているとは言い難いし
来てくれたお客さんたちも、限られた人たちではあったけれど、
意味のあるものであったことには違いないと思います.
お客さんと直接お話のできるポスターも盛況でした.
どんな観測が望まれているのか、ということには非常に興味がありましたが
まだ、具体的な部分には なかなか想像が及ばないようでした.
原発問題、放射性物質の移行、循環に限らず
グローバルな問題に取り組んでいきたい.
改めて考えて、基礎が足りないと思って教科書を開いてみる。
Brutsaert 先生の教科書を見てみると、数式がたくさん出てくる前に
「観測された流出の値を生み出す様々なメカニズムを見つけ数値化することは,
しばしば困難であり,積分を求めるのとは逆の過程は
『オムレツを分解』するようなもので,単純な作業ではない」
というような言い回しが出てきて、なかなかユーモラスで面白い。
工事が続いている渋谷で、
渋谷川の風景がどう変わっていくのか
見守っている。
手前だけに薄く積もった雪。
奥側はスギの人工林、手前は渓流のギャップ(樹冠がないエリア)です。
11月には もう初雪があったが、12月になってもそれほど降っていない様子。
学校の外階段には猫が2匹いて、
油断していると建物内に入ってきてしまうため.
久しぶりに ArcGIS を使って、ポリゴン・ポリラインと戯れる.
1m DEM の威力を知る.